泣ける話。感動する話。号泣集。 忍者ブログ

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泣ける話

2010/03/26 (Fri)

僕の彼女の話を聞いて下さい。
僕の一番大切な人の話です。
彼女のお陰で何をやっても駄目だった僕が変わることができました。

僕の彼女は僕より5歳年上です。
合コンで知り合い気があった僕らは付き合うことにしました。
会う日も次第に増えていき最終的にほぼ毎日会うようになりました。
最初は彼女の家に僕が行っていましたが彼女の提案で同棲する事になりました。
何をやっても駄目な僕を彼女はいつも応援してくれていました。
その結果フリーターだった僕が仕事するようになりました。
就職できた事を話したら彼女は自分の事のように喜んでくれて
就職パーティーをする事になり2人でショートケーキを食べました。
その時のお祝いだからと君がくれたイチゴの味は今も覚えています。

彼女は積極的でした。
ある日、喉が渇いてジュースを買いに行こうとした時
自販機の前で不良が煙草を吸っていて買いに行けずオドオドしていました。
そんな僕に気付いた彼女は何の前触れもなく当たり前のように買いに行ってくれました。
恥ずかしいですが最初にしたキスも彼女からでした。
携帯に2人のプリクラを貼ったのも彼女が先だし
カラオケに行って歌うのも彼女が先です。
そんな彼女が大好きで会う度声を聞く度彼女色に染まっていきました。

そんな仲がいい僕らが初めて喧嘩しました。
内容は僕が大好きなアーティストが着ていた革ジャンを見ていると
彼女が馬鹿にしたような顔で店を出ていったことでした。
態度が気に入らなかった僕は彼女に初めて反発しました。
最初は口げんかで直ぐに終わるだろうと思っていましたが段々エスカレートしていきました。
僕は彼女を置いて走って帰りました。
別に行くところもなくただ走っていました。
なんとなく冷たい風にあたりたくて。
その内に彼女を許していき同時に自分を許せなくなりました。
さっきの彼女の顔は見間違いだし怒ることはないと冷静になっていきました。
すると物凄く彼女に会いたくなり今すぐ抱きしめたくなりました。
そして僕は彼女が待つ家に走っていきました。

しかし彼女は居ませんでした。
直ぐ帰ってくるだろうと待っていましたが待っても待っても彼女は帰ってきませんでした。
僕は日に日に心配になっていきました。

そして何日か経ったある日一本の電話がかかりました。
その電話の内容を聞いた瞬間生きている意味を無くしました。
僕は病院に走った君が生きている事を祈って。
彼女の笑う顔が見たいから。
チョコレートを取り合いしたいから。
シャツを逆さに着てまた笑われたいから。
トイレが長いって言われたいから。
僕は走っていた 。

ふと電話の内容が頭の中をよぎった。
━━━…
ひき逃げであること。
彼女が重体で危ないこと。
道路で倒れていた女性はビニールに入った革ジャンを守るようにしてひかれていたこと。

今、彼女はこの世にいません。
しかし彼女は僕の何をやっても駄目な性格を直してくれました。
彼女は僕の全てです。
世界で一番大切で大好きな人でした…。
今では僕が年上の彼氏です。

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泣ける話

2010/03/22 (Mon)

オイラが4才の頃に親父が事故で他界し、
女手一つでオイラと妹を育てて来てくれた母親。
パートを3つ掛け持ちし、
それこそ身を粉にして、
睡眠時間を削り育ててくれました。
オイラは母の苦労がわかっていたので、
反抗期にもグレることなく育ったのですが、
一度だけ母を苦しめてしまった事があります。

小学生のときにゲームボーイが流行りました。
友達が皆持っている中家計が苦しいのをわかってたつもりなのに、
どうしても欲しくなり母親に、
『みんなテトリスってゲーム持っていて
僕だけ持ってないんだ…。
お母さん僕も欲しいよ。』
と言ってしまったんです。

『家にはお金がないから我慢してね……』
と言う母。
悔しくて母に、
『なんで僕だけ…
なんで僕だけ。』
と泣いてしまったんです。

母は、
『ごめんね。本当にごめんね』
と号泣しながらオイラを抱き締めてくれました。

数ヶ月が過ぎた誕生日。
質素ながらも妹と3人でオイラの誕生日を
祝っていた時に母が…
『はい!
これ誕生日プレゼント。
欲しかったんでしょ。』
と渡してくれたのはテトリスのゲームソフト。

母親には本体が無いとできないよ…。
とは言えませんでした。

けどオイラは母の優しさが嬉しくて
ソフトを握りしめながら眠りにつきました。
裕福では無かったけれど幸せに暮らしていました。

けれどオイラが17才の時、
不幸は唐突にやってきました。
母親が突然倒れ長年に渡る苦労が祟ったのか
手の施しようがない末期ガンとの事。

母は
『お母さんのせいで辛い思いばっかりさせてごめんね…。
ちがう家に産まれたら幸せになれたのに。
これからもっと苦労と寂しい思いをさせちゃうね。』
と最後まで強くそして暖かくオイラと妹の手を握りながら
この世を去りました。
死に物狂いで貯めた68万の通帳を
オイラに渡して……。

母さん。
裕福ではなかったけどその分母さんの優しさや温もりをたくさんもらったよ。
ありがとう。

あの時もらった
【テトリス】
今でもたまに引っ張り出して遊んでます。

オイラの
一生の…
一生の宝物です!

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