今でも 覚えている…今でもすごく感謝している…今ウチが こうして家にいるのも メガネおばさん…あなたのお陰です…。
友達の誕生日お祝いに　遊園地に行く事になった。 ウチはあまりのる気がしなかった…でも 強制的に遊園地へ…
遊園地に着いた時は楽しかった。 ジェットコースターに乗ったり コーヒーカップに乗ったり…そして 帰る時間が来た。 ここの遊園地に来るときに 駅から乗ってバスで遊園地に来るとゆう風に遊園地に来た。当然 帰りもそうなる。 しかし 財布を見ると…金が無い…。 一緒に来てた友達に 助けを求めた…。

見捨てられた…。

そのままバスが来て そのまま友達はバスに乗った。ウチを置いて…。もちろん 待って！と言った。 なのに 無視して乗ってった…
泣きじゃくった。

何とか助けてくれる人はいないかと 見回した。 それで 見つけた。メガネをかけたおばさん。声をかけた。助けてと。 そしたら 助けてくれた…。 バスから電車まで付き合ってくれた。 嬉しかった。 さっきの友達の事で（可笑しいのかもしれないけど）この世の中には 自分の事しか考えてない奴ばっかだと思ってた。
でも そのおばさんは 違った…。本当にありがとうございます！ あなたのお陰で 今 うちは家にいます！ おばさんが微笑みながら言った『困った時は お互い様だからね…』の言葉…今でも困るほど 耳に焼きついています…。 今は あなたが ドコにいるのかも分からないけど 赤の他人に ココまで助けてくれた メガネおばさん…ありがとう…。 また 会えた時には いっぱい…いっぱいお礼します…！

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呉海軍墓地でお会いしたおばあさんのお話。
軽巡洋艦神通の慰霊碑を一生懸命掃除しているおばあさんが居ました。
私が、「こんにちは、寒いですね。」と挨拶すると、ものすごいチャーミングな
笑顔で、「ああ、こんにちは、さむいねえ。」と答えてくれた。
時間があったので、一緒に掃除の手伝いをさせてもらった。
その時にそのおばあさんから聞いた話。
神通には、おばあさんの初恋の人が乗艦していた。
相手には、おばあさんの気持ちを伝えられないままだった。
あの時自分の気持ちを伝えられなかったのが、今も苦しい。
最後に「私はね、もうすぐお迎えが来ると思うけど、今からとても
楽しみなんよ。あの世に行って、あの人に会ったら、ホントは私あ
んたの事が大好きじゃったんよ。と言うの楽しみ。でもね、あの人
は若いまんまで、私はこんな、しわくちゃのおばあさんじゃあ、笑
われるかむしれんねえ。」と笑いながら話してくれた。

不覚にもお話を聞きながら涙が落ちた。
そしたら、おばあさんが笑いながら、「ええ若い者が、めそめそしん
さんな。昔の男は、親の死に目に会っても泣かんかったんよ。しっか
りしんさい。」と言ってくれた。

自分の生き方を考えさせられる出来事だった。

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