泣ける話。感動する話。号泣集。 忍者ブログ

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涙を流す事はストレスを発散させます。 みなさん良い涙を沢山流して下さい。 泣ける話を集めてみました。 さぁ、どうぞ。
かぁちゃん頑張っています。
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2024/04/25 (Thu)
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泣ける話

2011/10/20 (Thu)
俺は大学卒業後、独身で街の商店街の親父がやってた薬屋を継いでた。

母は俺が大学を卒業して直ぐに亡くなった、今は親父と二人暮らしだ。

そんなに客は来なかったが、それでも1日に6~7人は来て頭痛薬やらを買って行ってた。

だけどその中に変な客がいた

その客は80歳くらいの腰の曲がった老人だった。

客と言っても用事があるのは家じゃなく、店の前に置いてある薬屋の俺でも名前の分からないオレンジ色の象?のキャラクターにだった。

その老人は一週間くらい前から毎日来て、そのオレンジの象の口に必死に手紙を突っ込んでいた。

きっとポストと勘違いしているのだろう

と思ったが、俺は何も言わない事にした。

俺はそれをずっと見てるのが日課になってきた。

そして次の日もまたオレンジの象の口に手紙を突っ込みに来た

(俺)「またかよ…」

いつもなら見守るのだが今日は本当に暇だったので
珍しく声をかけようと思った。

(俺)「…おーい!じいちゃんそこはポストじゃねえぜ?」 

(老)「…ん…?…ああ…」

(俺)「ポストならこっちだよ」

本当にポストと勘違いしていたのだろうか、少し恥ずかしそうにしていた。

(老)「いや~…どこの誰だかは存じ上げませんが、親切に…どうもありがとうございます…」

毎日見てたせいか、手紙の宛先が誰なのかうすうす気になっていた

(俺)「じいちゃん毎日来てるけど…誰に手紙だしてんだ?」 

(老)「あー…はははえーっこれは…妻にです」

(俺)「奥さん?なんだ?とおいのか?…ん?…しかもこれ送り先と届け主の住所一緒じゃねえか?」

あまり意外だったので俺は立て続けに質問をしてしまった。

(老)「ええ、妻は天国です。」

(俺)「…………!?」

(老)「今日が命日なんです…」

(俺)「…………」

(老)「いや~…妻が3年前に癌で亡くなってから毎年この時期になると手紙を出すんです…妻が亡くなる前に言ったんです…
「あんたは私がいないとダメな人なんだから死ねないよ」って…だから天国で心配させないように元気にしてるよって手紙をだしてるんです…
こんな紙切れでも、こうすれば天国に届いてる気になるんですよははは…」

(俺)「じいちゃん…」

恐怖からくる鳥肌じゃない鳥肌が立ち、そしてちょっと

泣きそうになった。

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泣ける話

2011/08/15 (Mon)
他の会社の弟子だった俺。
そんな俺を可愛がり大人にしてくれたおっさんってあだ名の一人親方。
現場ではいつも俺からタバコをもらってたね。
丁度、去年の今頃、病院のベッドから最後のサクラを見たね。
そんなおっさんは肺がんだった。
おっさんが死んだみたいって連絡来た時は嘘だと思ったけど現場から帰って来て家に電話したら知らないおばさんが電話に出た。
60過ぎの一人暮らしなのに知らない人が電話に出ただけで泣いてしまった。
その日の夜に世話になった職人達と家を訪ねた。
泣いてどおしようもない俺を回りのおばさん達は「あんたかぁ~聞いてるよ。あんたには世話になったねぇ」って。
おっさんは俺を自分の子供の様に親戚達に紹介してたみたいだった。
通や、葬式までは泣いた俺、火葬の時は泣けなかった。
納骨の時はおっさんの子供も扱いしてもらったよ。
後少しで一周忌、七夕の次の日は皆で集まるからね。
あれから俺は成長してますか?
おっさんの後を継いでしてる会社とも仲良くやってるよ。
たまに遊びに来てるの俺は知ってるよ。
俺の作業服にあんなに綺麗な白髪が付いてるからね。
今年からは笑って遊びに来てね。

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泣ける話

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