泣ける話。感動する話。号泣集。 忍者ブログ

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涙を流す事はストレスを発散させます。 みなさん良い涙を沢山流して下さい。 泣ける話を集めてみました。 さぁ、どうぞ。
かぁちゃん頑張っています。
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2024/05/06 (Mon)
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泣ける話

2010/06/09 (Wed)

俺も嫁さんも

そこの豆腐が大好きで

よく買いに行くのね

その豆腐屋さんは

城下町の路地裏で

すごく小さいんだけど

堅実に商売やってて

近所のばあちゃんとかが

ずっと買いに来る

去年の7月頃

いつものように豆腐と

厚揚げを買ってたら

ふらっと40代くらいの

白人男性が入ってきて

トニュートニューって

言ってたので

店のおばちゃんが

豆腐を入れようとしたら……

NO!NO!NO!

トニューって

飲む真似をしたんで

あ!!!お前、豆乳かよ!!

って俺も嫁さんも

おばちゃんも

ビックリした後、吹き出した

だって外人さんが

豆腐屋に豆乳買いに

来るなんて思っても

なかったからorz

その店は豆乳を

分けて貰う時は

何か入れ物を持って

行くようになってて

店の大将も

どうせ捨てる物だから

格安で売ってくれるのね

(ひしゃく一杯50円くらい)

勿論、成分無調整

なべに張ったら湯葉が

出来るくらい濃いの

それでおばちゃんが

何か入れ物持ってるか?

ボトル、ボトルって

なげあいで聞くんだけど

なかなか通じなくて

僕らに意味深な視線を

投げかけてきた

外人さんもおばちゃんに

つられてこっち見るし……

そこでうちの嫁さんが

(そこそこ英語できる)

間に入って何とか通訳

嫁:「何か入れ物

持ってますか?」

外:「いや持ってない

なんで??」

嫁:「ここの豆腐屋さんは

豆乳を買う時、何か

入れ物を持ってくるんですよ」

外:「へーそうなんだ

今持ってない

(少し悲しそうな顔)」

おば:「これで良かったら

入れたげようか?」

と言って透明の

ナイロン袋を出してきた

外人さん、ニコニコ顔で

それでいいです

ウンウンみたいな感じ

外:「この豆乳、今

ここで飲めますか?」

嫁:「いや、それは

無理じゃないかな?」

みんな困っている

奥から大将が出てきて

事情を話すと

ニコッと笑ってコップに

豆乳を汲んできて

外人さんに手渡すと

アリーガトーって

右手にコップ持ったまま

変な発音と、変なお辞儀に

一同爆笑www

飲み終えた外人さんは

すごく美味しい!

グレート!!

とか言いながら

大将とがっちり握手して

その日は去って行きました

それからしばらくして

店先に縁台が出来たので

大将に聞いてみると

あの外人さん(ジョウさん)が

ちょくちょく顔を出すらしく

(観光ではなくて

仕事で来てるみたい)

その時にそこに座って

豆乳を飲んでるんだってさ

店の中の販売スペースが

狭いから(一畳くらい)

ホームセンターで

大将が買ってきたらしい

大将が暇な時や

ばあちゃん連中が

一緒に座って

言葉がなかなか

通じないけど

雑談してるんだって

(どんな雑談だよww)

大将いはく

草の根外交だとww

年のいったお客さんも

そこで一休みして帰るから

置いて良かったみたい

ジョウさんは

夏は冷奴(ミョウガ抜き)

秋は秋刀魚

冬は湯豆腐、豆乳鍋

牡蠣フライ等でビールを

飲むのが大好きだそうです

この頃日本酒に挑戦しだす

挙げ句の果てには

大将の奥さんから家庭料理の

作り方を習いだす

帰国したら奥さんと

一緒に作るんだってさw

そして今年の春は

桜の下でドンチャン騒ぎ

(ジョウさんの奥さんも

来日されていて

僕らも行きました

桜は初めて見たそうですが

樹全体が緑ではなく

ピンクにお化粧することが

エキゾチックで

ファンタスティック

らしいです)

僕が個人的に大好きで

真夜中に歩くお堀端の

桜並木をおすすめしたら

奥さんと夜中に

散歩したそうです

静寂の中で一年に一度だけ

咲き乱れる花の

生命力を見ていると

心が締め付けられ

亡くなられたおじさんを

思い出して思わず

涙ぐんでしまったそうです

ジョウさんいはく

昼の桜が美しく楽しい

ポジティブであるならば

夜中の桜は恐れや不安

ポジティブな要素が

浮かんでくるが

それら全てを

包み込んでくれる

優しさを感じた

とおっしゃっていました

そんなジョウさんでしたが

無事に仕事が終わり

先月6月末で

ロサンゼルスに

帰国されるとのことでした

帰国される日

お店に立ち寄られたそうです

お別れの挨拶を

しに来たジョウさん

「大将、今から帰ります……」

ジョウさん、もうこの時

すでに涙でぐちゃぐちゃ

だったらしいです

お別れ会(大将いはく壮行会)

をした時は

絶対に泣かない、絶対に

ジョウさんのこれからの

人生に水を差すから

俺は絶対に泣かない

って目頭押さえて

頑張ってた大将も

帰国の挨拶に立ち寄った

ジョウさんの次の一言で

号泣したそうです

アリガトー、アリガトー

マター サクラノー

キノシターデー

オーアイ シーマショウー

ニホーンニ コレナクテーモ

ワターシハ サクラノー

ニュースヲ ミルタビーニ

ミナーサンノコート

オモイダシマース

相変わらず変な

発音だったそうですが

ジョウさんの心意気は

しっかり大将に

届いたみたいよと

話してくれた、おばちゃんも

俺も嫁も大将も

涙と鼻水と笑顔で

じゅるじゅるに

なっていました

ひょんな事から始まった

とある豆腐屋さんでの出来事

大将いはくジョウさんは

日本人の気構えを持った

アメリカ人だと

言っておりました

拍手[4回]

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泣ける話

2010/05/14 (Fri)

大卒から勤続8年目。
俺は上司含め、同僚が苦手。
というかあまり好きではなかった。
ワイワイと騒ぐ職場で馴れ合いもせず昼飯や飲みも付き合いはするが
仲良い同僚なんてのもいなかった。

そんな俺の性格を理解してか周りもあまり俺に
近づいてこようとはしなかった(仕事外ではね)。
ある日外回りから帰ってさっさと席につきコツコツと
事務処理をやっていた時の事上司が近づいてきて

『〇〇く~ん、この間の件ゲットできたらしいな。よくやった!』

……普段どんないい事しても
褒めもしない上司が褒めた。
しかも超笑顔。
さらに部下が

『〇〇さん、明日某客先に行くんですけど
教えてもらえますか?』

って普段怖がってか俺に聞かないで
俺より下の奴に質問してる。
おちゃらけな若者が俺に質問してくる。
とどめに女の子がコーヒーを持ってきてくれたり
明らかに俺は優遇されすぎていた。

おかしい……
この時期に昇進か?
まさか転勤!?
妻子も家もあるのに って考えてたらやたら背の低い影が俺に近づいてきた。
息子だった……

びびって椅子から転げ落ちた。
どうやら幼稚園で父の仕事を発表する事があるらしい。
聞いてない のは俺だけで嫁が事前に上司に許可もらってたと
それで皆おかしかったのか。
息子もなんだか嬉しそうだしいいのかな……。

普段の俺を見たら寂しそうだなぁとか思ってただろうな。
その夜飲み会があった。
今回の件、課長が根回ししてくれてたり
うるさい若者が自ら話しかけにきたいと
言った事とかいろいろわかった。
泣けた。

それからは仕事に感情をだせるようになった。
仕事が、職場が楽しいと思えるようになった。
そして息子の発表会には行けなかったがとても誇らしげに語ってたみたい。
皆大好きだ!

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