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涙を流す事はストレスを発散させます。
みなさん良い涙を沢山流して下さい。
泣ける話を集めてみました。
さぁ、どうぞ。
2012/11/13 (Tue)
俺自身が味わった不幸や悲しみとかでないのでなんだか微妙にスレ違いかもしれないがどうしても吐き出したかったのでさせていただく。
半年前、友達の薦めで某チェーン店の美容院に行ったの。
外観も接客も明るい雰囲気でとても良い感じだった。
ふと車椅子で深く帽子をかぶった女の子(おそらく12.3)が連れの人と一緒に来店した。
飛び込みだったらしく、しばらく待たされたあと彼女は店内に案内され、何人かの美容師達の手によって椅子に映ったところまでは良かったのだが。
帽子を外すと、そこには薬か何かの影響なのか、パサパサの髪に、ところどころ抜けてしまってとてもカットやカラーができるような頭じゃなかった。
その場の空気も一瞬凍ったと思う。
そして奇異の目を向けてしまったかもしれないそのときの俺にはほんとアホ、としか言いようがないのだが。
彼女自身、なんだかつらそうな顔をしていて、どうやら連れの女の人(母親という感じじゃなかった。看護婦?)が半ば強引に連れてきた感じらしい。
そうしたら奥の方から年配の男性(40くらいかな)が出てきたのね。
その人がやたら陽気で、ガハガハ笑うような、ほんとに美容師なのか、と問いただしたくなるようなオッサン。
で、オッサンが女の子に
「絶対きれいにするから、ばっさり切っちゃってもいいかな?」
と聞いたの。
俺は内心、髪の毛抜けちゃったりして傷ついてるみたいなんだからそんなに切ったら良くないんじゃないか、なんて思っていた。
もう、自分の頭よりもそっちが気になっちゃってしょうがなかったんだけど(俺はパーマだったんでしばらく時間がかかったので)
そりゃあもう、出来上がりには驚いた。
ものすごいショートにして、その毛先もなんだかクルクルして俺が書くとなんだかおばさんの髪型か、と想像されちゃうかもしれないけど、なんていうか、雑誌とかでよく見るモデルみたいな髪型で。
パーマもカラー剤も使ってないのに大変身だったの。
もうぜんぜん前と違うの。
で、なにより違ったのはその子の表情なわけ。
仕上がりをみてものすごいにこにこしちゃって。
ちょっとやせてたけどすごい可愛い子だったってのがわかった。
最初はあんなに無口だったのにもうオッサンのバカみたいなしゃべりにいちいち大笑いしててさ。
もうその美容院の中がほんわかムードだよ。
美容師ってホントすごいな、と思った。
一緒についてきてた人もすごい感謝していて。
俺もその日はなんだかとてもいい気分で、いい美容院を見つけたとおもいながら帰ったんだけど。
先週またその美容院に行ったのね。
その日の施術もとどこおり無く終わって、さあ支払いだと言うときに、この美容院次回の予約ができるのでそれをしようとしたの。
そうすると顧客ファイルみたいなのを開いてチェックするんだけど。
俺の後がその例の女の子のファイルだったわけ。
その子があのあと毎月予約をしてはキャンセルしていたらしい印の後と(時間が記入されてはバッテンがついていた)
俺の行った日の三日くらい前の日からずーっと黒い太い線が引かれていたのを見たときに(それも、誰かが悲しくて書き殴ったかのような線で)急に不安な気持ちになった。
普通、美容院変えるとしても連絡なんてしないし、もう行きませんなんてわざわざ伝えるなんてしない。
ああ、これは、とちょっと悟ってしまった。
俺の勘違いで、引っ越しだとかなんかそういう理由でこれなくなったんだと思いたいけど、そのオッサンが黒いスーツパンツで仕事をしてるのを見てしまった。
あのときの表情とか笑い声とかすごいフラッシュバックして帰り道に号泣してしまった。
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泣ける話
2012/11/08 (Thu)
ある阪神の選手が引退を決意
引退試合には一打席だけ立たせてもらえることになった
愛する娘に「パパ頑張ってくるよ」と言うと
まだ幼いその娘は「パパはどうしていつもホームラン打たないの? 最後にパパのホームランが見たいよ」
と言った
その選手は所謂二番打者タイプでバントや流し打ちなど繋ぐバッティングを期待されていた選手だった
だからその娘は、ほとんど父親のホームランを見たことがなかった
それに気付いたその選手は「分かった。じゃあ最後はパパ、ホームラン打ってくるよ」
と娘に言い、試合に臨んだ
そして試合中、ランナー一塁の場面でその選手に打席が回ってきた
いつもより大きくバットを構える
相手投手も、ど真ん中にボールを投げる
そしてその選手は…………バットを構え、送りバントをした。
ランナーは二塁に進み、犠打の記録がつく
その選手は笑顔でヘルメットを掲げ、甲子園球場の声援に応えた
最後の最後まで自分のスタイルを貫いたその姿に、ファンも割れんばかりの拍手を返した
そして試合終了後、娘のもとによると、
その娘は約束を守らなかった父親に文句を言うこともなく
涙を溜めながら、笑顔でたった一言。
「パパ、お疲れ様、大好き」
引退試合には一打席だけ立たせてもらえることになった
愛する娘に「パパ頑張ってくるよ」と言うと
まだ幼いその娘は「パパはどうしていつもホームラン打たないの? 最後にパパのホームランが見たいよ」
と言った
その選手は所謂二番打者タイプでバントや流し打ちなど繋ぐバッティングを期待されていた選手だった
だからその娘は、ほとんど父親のホームランを見たことがなかった
それに気付いたその選手は「分かった。じゃあ最後はパパ、ホームラン打ってくるよ」
と娘に言い、試合に臨んだ
そして試合中、ランナー一塁の場面でその選手に打席が回ってきた
いつもより大きくバットを構える
相手投手も、ど真ん中にボールを投げる
そしてその選手は…………バットを構え、送りバントをした。
ランナーは二塁に進み、犠打の記録がつく
その選手は笑顔でヘルメットを掲げ、甲子園球場の声援に応えた
最後の最後まで自分のスタイルを貫いたその姿に、ファンも割れんばかりの拍手を返した
そして試合終了後、娘のもとによると、
その娘は約束を守らなかった父親に文句を言うこともなく
涙を溜めながら、笑顔でたった一言。
「パパ、お疲れ様、大好き」
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